あらすじ
十二歳の誕生日。
レンは古いしきたりのため、四年ぶりに渡嵯峨家の本邸へ戻ってきた。
粉雪がちらつく中、離れて暮らす母を探して屋敷を歩き回る。レンが見つけたのは、鍵のかかった小屋にいる、変わり果てた母の姿だった。
渡嵯峨家に伝わる呪縛により、母は鬼になっていた。
「次の当主が最初に斬る鬼は、母だ」
父の言葉がレンに重くのしかかる。
愛する母を自らの手で斬らなければならない少年の、慟哭の誕生日。
連載:2026年3月5日~3月8日
表紙はGoogleGeminiにて作成しCanvaで編集しています。