あらすじ
「今日を渡る」
風が強い日もある
心の中で
見えない嵐が吹く日もある
理由もなく
胸が重くなって
世界が少し遠く感じる日もある
でも
それでもいい
今日、目を覚ましたこと
今日、ひと口の水を飲めたこと
今日、ほんの少し空を見上げたこと
それだけで
あなたはもう
静かな戦いをくぐり抜けている
心は
壊れやすいガラスじゃなくて
何度も揺れて
それでも形を変えて生きる水のようなもの
急がなくていい
比べなくていい
ただ
今日という小さな橋を
ゆっくり渡ればいい
明日が見えなくても
大丈夫
今
ここで呼吸しているあなたは
もう
十分に生きている