あらすじ
「世界が急ぎ始めたあの日、僕を護るはずの執事は、僕を『調律』し始めた」
僕――御子柴・怜央(みこしば・れお)は、財閥家の御曹司だ。
留学先から、夏休みの一時帰国。
変わらない日常……のはずだった。
世界は一変した。
逃げ場のない終末の森で、
僕の完璧な執事――久世・奏多(くぜ・かなと)は、
僕の肌の傷跡に、熱い唇を寄せて囁く。
「原初同調点《オリジン・シンクロ・ポイント》」に行けば助かる――と。
嘘だ。と、僕は思っている。
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