あらすじ
レベッカは序列1位の“聖霊姫(せいれいひ)クレマンティーヌ”と呼ばれている。聖霊姫クレマンティーヌの仕事は瘴気で汚れた土地を浄化したり、貧しい人たちや魔獣に傷つけられた騎士たちを治療することだった。
───だが大好きだった婚約者、王太子のラウレル殿下が魔獣の襲撃で亡くなると状況が大きくかわった。
新たに婚約者となった次の王太子フィリップ殿下は、自分に利益がある貴族の仕事しかクレマンティーヌにやらせなかった。そのうえフィリップ殿下は、序列2位の聖霊姫リュシエンヌと堂々と浮気をしている。
ずっと怒りをかかえていたクレマンティーヌは、護衛の聖騎士パトリス卿にグチをこぼす。そのグチが思いもよらない事態へと転がってゆく。