あらすじ
事故で記憶の一部を失った青年・高橋圭太。
彼のそばには、恋人だと言う女性・美月がいた。けれど圭太の記憶の中に、彼女の姿はない。
それでも美月は、変わらず隣にい続ける。
ふたりで過ごす日々の中、圭太は時折「覚えていないはずの感情」に触れていく。
そしてある日、圭太のスマホに残された一つのボイスメモが見つかる。
それは、忘れてしまったはずの二人の過去へとつながる小さな手がかりだった――。
記憶をなくした恋人と、すべてを知っている恋人。
優しい時間の裏に隠された“本当の物語”が、静かに動き出す。