あらすじ

2019年8月11日、クラブセガ新宿西口。 その日、低い天井の地下一階はあふれんばかりのビデオゲーム筐体と、全国から集まったプレイヤーでひしめき合い、異様な熱気に包まれていた。 『恋姫†演武 公式全国大会~第四回覇王決定戦~』 全国のゲームセンターでの予選を勝ち抜くことで得られる、決勝トーナメントへの出場権である、16枚の金切符。 その最後の一枚を奪い合う、当日予選が今まさに行われていた。 巨大モニターを前に、100人にのぼるであろう観衆が見守る中、私は画面から背を向け、ただひとり緊張に凍えていた。 ポケットの中で14番目の金切符を握りしめながら、ただひとり。 ――はじめてアーケードコントローラーのレバーを握ってから、実に6年の歳月が流れていた。

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小説を読もう2026/03/05
  • 現在の作品格ゲー放浪記~格ゲー初心者が公式全国大会の決勝トーナメントに出るまでの五年間~