あらすじ
最愛の恋人を河での事故で亡くしたルーシーは、現実を受け入れられず、怪しい霊媒師から「死者と話せる石」を買う。
だが、奇跡は起きなかった。詐欺に遭ったのだ。
両親に咎められ、新たな縁談を迫られたルーシーは、家を飛び出し、真夜中の橋の上へ。
絶望のまま石を河に投げこんだとき、霧の中から漆黒の馬車が姿を現す。
乗っていたのは、死んだはずの恋人エイダン。
ルーシーに向かい、彼は優しく手を差し伸べた。
「迎えに来たよ。一緒に行こう」
愛は呪いか、それとも救いか。
霧深き夜、ひとりの令嬢の選択と再生の物語。