あらすじ
魔物を「素材」や「道具」としか見ず、魔導具による痛みと恐怖で支配する現代のテイマーギルド。
動物を愛し、そんな残酷なやり方に馴染めなかった心優しい青年エルヴァンは、「弱い魔物しか使役できない無能」としてギルドを追放されてしまう。
しかし、彼には隠された才能があった。
それは、魔物の魂に直接触れ、言葉で心を通わせる失われた伝説の力【古のテイム(言霊)】。
追放されたエルヴァンが野営で温かい手料理を作っていると、その匂いと優しい波長に惹かれ、恐るべき伝説の魔物たちが次々と集まってきて――!?
「お肉のあぶらが、おくちの中でジュワ〜ってとけるの! せかいいちーっ!」
「外はカリカリ、中は柔らかい! 僕が仕留めた獲物を君が料理する、最高の共同作業だね!」
人間不信だった青い炎の悪魔馬(ナイトメア)や、幼児化してしまったもふもふ神獣の白竜(ドラゴン)に絶品キャンプ飯を振る舞い、対等な【魂の契約】を結んでいくエルヴァン。
やがて最強の相棒たちと共に迷宮都市へ辿り着いた彼は、訳ありの「ペット可」宿屋を拠点に、悠々自適な冒険者ライフをスタートさせる。
これは、心優しいはぐれテイマーが、手料理と絆の力で規格外の神獣たちをデレさせ、いずれ「人間と魔物が共存する世界最高のテイマーギルド」を創り上げるまでの、心温まる成り上がり英雄譚!