あらすじ
十年前、神聖ライドローズ帝国の大預言者シャルラハロート・フリークスが予言をした。
「帝国は十年後に滅びの道を辿ることになるでしょう」
シャルラハロートは皇帝である兄に告げる。
そして、驚いている皇帝の様子を確認することもなく、シャルラハロートは目を閉じた。
「しかし、希望はあります」
シャルラハロートは予言する。
それは誰もが逆らえない予言だった。
「六人の英雄と一人の聖女が誕生します。彼らは帝国を救うでしょう」
シャルラハロートの予言は一度も外れたことがなかった。
そして、その予言は帝国中に知れ渡ることになる。
予言された七人の英雄の一人、シャーロット・シャルラハロート・フリークスは順調に成長し、十歳になっていた。
シャーロットが十歳になった年、帝国の予言は動き出す。
これは「ガーナ・ヴァーケルは聖女になりたくない」で語られなかった始祖たちの始まりの物語。