あらすじ
魔王との争いが続いている世界で、魔王は自身の傷を癒すため『迷宮(ダンジョン)』の最下層に引きこもった。
『迷宮(ダンジョン)』の中で生まれた魔物は、周辺の動物、植物、人を問わず襲い、被害が深刻なものとなっていた。
厄介な『迷宮(ダンジョン)』を消すためには、最下層の魔王を倒さなければいけない。
しかし、生み出される魔物は同一の個体が現れず、毒のある魔物は毒を有した部位が個体間で異なっていたり、性質までもが変異している。
また、『迷宮(ダンジョン)』内の死骸によって強力な魔物を生み出されたり、魔王の回復に利用される。
そのため、『鑑定』スキル持ちが重宝されており、長い時間を掛けながらでも攻略するのが主流となっている。
アルトラン・ベルベッサは、そんな『迷宮(ダンジョン)』攻略最前線のギルドの扉を叩いた。
知的好奇心や探究心に突き動かされた彼は、ギルドマスターであるスグルザと一緒に冒険者が運んできた魔物の『鑑定』を行う。
それの魔物はワーウルフと呼ばれる人の形をした狼であった。