あらすじ
外務省の文化外交官・細川雅信は、京都・二条城の石垣に触れた瞬間、
歴史の“軋み”に呑まれた。
目覚めた先は──室町幕府十五代将軍・足利義昭。
信長の速度が歴史を歪め、
明智光秀は孤独に沈み、
長宗我部元親は孤立の淵に立たされている。
「四国を救えば、光秀は散らない。
歴史を、変えねばならない」
文化外交官として“空気の変化”を読み続けてきた雅信は、
義昭として初めて政治の中心に立つ。
細川藤孝、明智光秀、斎藤利三──
三本の柱を密かに動かし、
信長の暴風に対抗する“将軍の一手”が始まる。
これは、
四国政策IFが動き出す戦国転生譚。
光秀と元親を救い、
歴史の歪みを正すための物語である。