あらすじ

とある国のとある街。 どこかの建物の一室で、その会合は開かれる。 『静かなる花の倶楽部』 会員数は不明。構成員の内訳も不明のその倶楽部は、世間から隠れて、ひっそりと活動している。 会員資格は女性であることと、高く設定された会費が払えること。 過分に集められた会費は、諸経費を抜いて残りを養護院へと寄付されている。もちろん匿名でだ。 『静かなる花の倶楽部』は営利目的ではなく、またそれを喧伝するつもりもないのだから。 主な活動内は、告解。 数名の会員同士が、互いに心に|蟠《わだかま》る物事を告白しあう。 それだけの活動だ。 仮面をつけ、灰色のローブを纏い、会員同士は互いが誰なのかを知ることはない。また詮索することもない。 だからこそ語れる。 忌憚なく話し合える。 今、とある国のとある街、どこかにある一室で、その会合が行われていた。 分厚いカーテンによって日光を遮られた薄暗い室内にはテーブルがあり、椅子が三脚。それぞれに灰色のローブ姿の人物が向かい合って座っていた。 という設定で、ある奥さんが告白する話です。

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小説を読もう2026/03/05
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