あらすじ
彼女は、風邪を引けば密着して41℃の体温で温め、お腹が空けば池で捕まえたブルーギルをくれる。
河川沿いの過疎地で、うだつの上がらない交通誘導員として働く22歳の青年・紺栗明日春(こんくり あすはる)。
彼の密かな生き甲斐は、ターコイズブルーの髪を靡かせ、命がけで狩りをする野生のカワセミ亜人の少女“そにあ”の、「完璧な飛び込み」を眺めることだった。
ある日、明日春は狩り場を追われて弱っていた彼女に、スーパーで買った惣菜の『焼き魚』を与えてしまう。
しかしそれは、野生の彼女にとって絶対的な「つがいの契り=求愛給餌」を意味していた。
「お前――つがい、だから」
なし崩し的に始まった、人間の定義も常識も通じない亜人との、四畳半での奇妙な同居生活。
不器用で純粋な彼女との日々に、過去の挫折から止まっていた明日春の時間は少しずつ動きはじめる。
だが、優しく安全な人間社会での暮らしは、同時にそにあへ“ある残酷な変化”をもたらし始めていて――。
※第二部以降は毎日朝7:00に投稿いたします
※本作は本文の壁打ち、推敲にAI生成を利用しています
※小説家になろう、カクヨムにも投稿中