あらすじ
魔族戦争を単騎で終わらせた魔術師、カイ=エゴイスト。彼は勝利のため、同胞の傭兵10万人を魔術の器として使い殺した。だが、心は痛まない。魔族掃討の偉業をなしても、心は乾いたまま。そんな彼の前に現れた傭兵が、カイの表情を見て呟く。「あんちゃん、青春ってのもいいもんだぞ?」カイは自分が最も切り離していた青春に、あえて可能性を見出すことにした。己の心が少しでも潤うと信じ、すぐさま魔術学校へ入学する。友達、恋愛、ライバル、部活。それらを戦略と操作で実行する「計画的青春」は多くのトラブルを生むも、それでも徐々に仲間を生んでいった。
やがて、仲間たちは知る。
彼が──10万人を犠牲にして魔族を滅ぼした英雄であり、殺人鬼であることを。
これは、その正体が露見するまでの100日間の物語。