あらすじ

俺の名前はヒマリ。 スキルは《自己回復(小)》。 ……うん、ちょっと地味なのは分かってる。 村でのんびり暮らす、ただの村人だ。 最近やっと、幼馴染のことが好きなんだって自覚したくらいには、平和な人生だった。 ――あの日までは。 空を裂く赤い稲光。 その瞬間、世界は一変した。 突然現れた魔物。 混乱する村。 そして俺は、兵士として中央都市へ強制連行。 その道中――なぜか女の子と間違えられて襲われかけるし。 でも、本当の地獄はそこからだった。 世界を変えた赤い稲妻を纏う魔獣が現れ、 俺は異次元空間へ叩き落とされる。 歪む空間。 狂う時間。 進んだり戻ったりする時間軸。 さすがに、もう終わりだと思った。 ――けど。 魔獣の支配する異界で、一万年。 《自己回復(小)》はこの異空間で暴走覚醒し、《瞬間自己再生(極)》という神域スキルへと変わっていた。 攻撃手段はない。 防御というより、ただ死なないだけ。 それでも。 何度倒されても立ち上がって、 少しずつ、少しずつ削り続けた。 気がつけば八千年。 やっと、伝説級の魔獣を倒した。 ……長かった。本当に。 そして――帰還。 時間はほぼ元通り。 よし。 今度こそ、ちゃんと告白する。 そう思ったのに。 彼女は魔物に連れ去られたらしい。 ……俺、ちょっと不憫すぎない? 攻撃力ほぼゼロ。 でも、絶対に死なない。 なぜか最強クラスの魔物たちに懐かれながら、 少しだけ強くなった俺のドタバタ冒険譚が始まる。 今度こそ、大切な人を守るために。 自己満足の塊ですが、それでも良いと言う方はどうぞ。 現在かけたら更新。

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カクヨム
カクヨム2019/12/14
  • 現在の作品ねぇ、俺、可哀想すぎない?〜それでも回復能力の行き過ぎた俺は魔王でも倒せない〜