あらすじ
1962年、アメリカ合衆国は国家を二つに割った戦争の渦中にあった。
南北戦争と呼ばれるその戦争の中、力を振るう“魔女”たち。
士官学校を出たてのアーサー・ウェリントン少尉は、第十三独立魔導小隊の指揮官に任命される。
そこには、一癖も二癖もある6人の魔女たちがいた。
狂医の魔女、ドク。
剛腕の魔女、ジョー。
火薬の魔女、アニー。
銃弾の魔女、狙撃手ビー。
操獣の魔女、 ピップ。
そして彼女たちを率いる銀髪の魔女、リネア。
戦場に蔓延るのは、南軍の謎の術師セシルが操る、死ぬことのない「不死兵」。
アーサーは、魔女たちの異能と、自らの戦術を駆使し、地獄と化した最前線を突き進む。
しかし、彼らの前に立ちはだかったのは、戦死したはずのアーサーの兄・エドワード。
セシルの魔術によって「氷結の指揮官」として蘇った兄は、かつての弟に冷酷な牙を向ける。
これは、理想を掲げる青年将校と、死を慈しむ魔女たちが、青と灰の狭間で「魂の救済」を求める戦いの記録である。