あらすじ
王都のモブ平民ユウマは「罪状を指定すると『悪人』に必中する石投げスキル」を持っている。
宰相ジークフリートに目をつけられ、ユウマは半ば強制的に「断罪結社」の一員に。さらに相棒は、公爵令嬢にして剣姫のクローデリア——逃げ場なし。
今回の任務は、辺境の小さな村で起きている「子どもの連続失踪事件」の解決。
辺境に偏見まみれのユウマは渋々出発するが、村は想像と違い、住民たちは驚くほど親切だった。
そして、村人を一軒ずつ調べても、石は誰にも当たらない。
——犯人は、本当にこの村にいるのか?
「必中の断罪」が通じず、驚愕の事実を目の当たりにしたユウマは崩れ落ちる。
断罪とは、本当に正義なのか——
〈「断罪結社」メンバー〉
・ユウマ・クレイ:断罪見物好きのモブ平民転生者。「悪人に必中」の石投げスキルを授かったが、本人は普通に暮らしたい。
・クローデリア・レーヴェンハイト:元婚約破棄された公爵令嬢でユウマの相棒。実はA級冒険者で「剣姫」の称号を持つ。
・ジークフリート・ローゼンフェルト:王国宰相にして「断罪結社」首領。冷徹な合理主義者で、捜査すらスキル任せにする危険な有能。