あらすじ
転生したレティシア(5歳)は、ふわふわプラチナブロンドの天使幼女――しかし中身は前世“超速読・超解読”を誇ったAIデータアナリスト。
彼女のチート能力は、あらゆる魔導書を編集可能なテキストとして視認し、翻訳・改竄できる【全言語翻訳・改竄】。
王国最強の魔導騎士である父・アラルコス伯爵は、国家を滅ぼす「終焉の禁書」の封印担当。
だが禁書は“構文崩壊した規約文書”のようにバグだらけで、封印は命を削る消耗戦――父は余命わずかに追い込まれていた。
魔導師たちが匙を投げ、父が倒れた夜。
レティは「お散歩」と称して禁断の地下書庫へ潜入し、禍々しい禁書を――
『もふもふくまさんと おはなばたけ』という絵本に書き換えてしまう。
滅びの術式は“おひさま”に、魂を食らう闇は“ふわふわの雲”に。
すると王都の暗雲は晴れ、父の呪いも消え、世界はやさしく再起動する。
しかしその絵本は、読み聞かせるだけで傷を癒す「究極の治癒書」になっていて――
聖女扱いされそうなレティは、今日も元気に言う。
「ぱぱ、パンケーキたべる!」
国を救うのは、ついで。
本命は、パパと、ほのぼの二度目の人生。