あらすじ
人類の発展と進化。傲慢が故の進歩はどこまでも突き進んでいった。精神の伴わない、追いつけない進化は、社会問題が山積みで解決できる人間なんてのは存在しなかった。だからこそ、人々は求めた。
どんな依頼にも応えてくれる下賤で、社会の爪弾きな者たちを。いつの時代も社会は歪にもに回り続けて、最後は何かを残してきたものだ。だが、何も残さない人間も確かに存在している。この時代その人種の内、一つはリペレイターと呼ばれた。依頼さえ有ればどんな事も厭わない”便利”な人材。それが彼女らリペレイターだった。
どうしようもなくくだらない一日の中で、せめてもの自由を幸福に過ごしたい。そのためには、見たくないものを見ないようにする他なかった。日常の中で苦しみを洗い流して、移ろいゆく毎日を眺めて。
そうして風化させる。それしかないだろう、この歪んだ世界で生きると割り切るのなら。
それが、リペレイターと呼ばれる者たちだった。