あらすじ
「全ての魔術は、術式という『設計図』で成り立つ。
** ならば――その式ごと消してしまえば、世界はどうなると思う?」**
火も、水も、風も、そして強大な魔族の肉体さえも。
この世界のすべては、神が描いた精密な術式によって構成されていた。
故郷を焼かれ、絶望の淵にいた少年・レオンが手にしたのは、
その「世界の理」を無に帰す、残酷なまでに純粋な――《虚無》。
さあ、僕を楽しませてよ。レオン」
魔術師、キャロル・エインズワースに拾われたあの日から。
虚無を握る少年と、彼を背負い続ける影の従者ルシフェリアの、
世界を「書き換える」ための物語が始まった。