あらすじ

今回の事故物件は、福岡N公園に隣接する物件だった。 N公園は、春は桜、秋は紅葉を楽しめる景勝地で、休日は大勢のカップルや家族連れで賑わっている。 ところが、夜になると一転、不気味な心霊スポットとなる。 元は処刑場だったとか、作業服姿の女性を見たら死ぬだとか、実際に拳銃による怪死事件があったりと、不気味な噂が絶えない。 そんなN公園の傍らにあるせいか、夜になると、その家から、女性の悲鳴や啜り泣く声が聴こえると言われていた。 しかも、広大な庭を持つお洒落な邸宅でありながら、なぜか椋鳥が何百羽も巣喰って糞尿を撒き散らし、その害鳥を大型犬が吠え立てて襲って、牙を血で染めていた。 住人だったおばあさんは、凶暴な大型犬の飼い主でありつつも、陰で椋鳥を餌付けしているのではと疑われ、近所の評判はすこぶる悪く、近隣住民との争いも絶えなかった。 でも、息子のお嫁さんの協力を受けて、おばあさんは数々の椋鳥対策を行っていた。 CDや磁石を紐に吊したり、電線や電飾をベランダに這わせ、超音波発生装置などを設置までして、椋鳥を撃退せんと試みていた。 それなのに、椋鳥も、近隣住民からの悪評も、一向に払うことができないまま、おばあさんは心不全で亡くなってしまった。 だが、このおばあさんの死の裏には、隠された暗い秘密があったーー。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

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小説を読もう2026/03/04
  • 現在の作品事故物件ファイル02:狂鳥が群がり飛ぶ邸宅 姑の不審死と出来たお嫁さん そして、老いらくの恋 福岡N公園