あらすじ
幼い頃から、桐生湊は桜庭凪のそばにいると、花が咲いたような香りを感じていた。
祖父同士が幼馴染という縁もあり、二人は物心つく前からいつも一緒だった。
第二性の検査で湊はα、凪はΩと判明。
祖父たちは「完璧な番」と大喜びし、将来の結婚話まで持ち上がる。
――これはαとΩだから?
――家のため?
そう疑う湊。一方、凪は「選ばれる側」としての不安を胸に、静かに距離を取ろうとする。
湊の兄・颯の存在も、二人のすれ違いを加速させる。
花の香りの奥に隠れた本当の気持ち。
役割や運命ではなく、「君だから」と選び直す、
幼馴染オメガバースBL