あらすじ
「我が右腕の絶対零度が貴様を殺す!」
「俺の神速の雷光に追いつけるか!」
そんな痛すぎる妄想(設定)が、システムによって100パーセントの威力で具現化されてしまう異能サバイバル大会――【第3次 中二病大戦】。
各国がヤバいこじらせ代表を送り込む中、最弱国家「サイチグント共和国(旧:埼玉・千葉・群馬・栃木連合)」から選出されたのは、なんの能力も持たない一般青年の神宮寺慧だった。
しかも手違いで、後方支援の常識人オペレーター・如月まで戦場に巻き込まれてしまう。
絶体絶命のピンチ。だが、神宮寺には誰にも負けない才能があった。
それは、黒歴史ノートで培った「痛い設定の解像度」と、相手の能力の矛盾を突く「屁理屈(論理)」である。
「絶対零度? じゃあお前の体、今はガラスより脆いぞ」
神宮寺がその辺の石ころで殴りかかると、物理法則と妄想設定の矛盾に耐えきれなくなった大会AIがエラーを起こし、最強の敵はあっけなく自爆した。
「ただの石で殴っただけじゃないですか!」と悲鳴を上げる如月をよそに、神宮寺は内心(これぞ俺の思い描いた最強キャラ! 最高ォォ!)と大歓喜しながら、クールな強キャラを演じ続ける。
屁理屈と物理法則で『中二病設定』をフルボッコ!
まともな奴が一人もいない絶望のデスゲームで、ただの一般人が「最強のイレギュラー」として世界を狂わせていく、痛くて熱い異能論破サバイバル開幕!
……さらに、サイチグントからの独立を企む最狂のテロリスト『独立国家ウラワ』まで乱入してきて、大会はもうめちゃくちゃに!?