あらすじ
一人暮らしデビューでゲーム三昧の大学生活を満喫する――はずだった新城悠真(しんじょうゆうま)。
入居したオンボロ木造アパート「白鳩荘」で彼を待っていたのは、洗濯物が勝手に畳まれ、冷蔵庫の中身が減り、夜中に電子ノイズが走る“日常ホラー”……そして、家賃を半分払っている(?)超絶美少女幽霊・白瀬澪(しらせみお)だった。
クールで口が悪いのに、家事スキルは完璧。
距離感は近いのに、恋には不器用。
そんな澪とのルームシェアは、ツッコミとドキドキが絶えないラブコメ生活――のはずが、ある投稿を境に歯車が狂う。
「#幽霊と暮らしてみた」
軽いノリで上げた日常の一枚がバズった瞬間、部屋に“干渉”が始まった。
澪が隠していた過去。天才研究者として立ち上げた《ARIEL》、そして意識共鳴システム《EIDOLON》。
彼女の“幽霊”はオカルトではなく、想いと観測で成立する――量子の残響だった。
さらに澪の研究を兵器化し、世界中の「観測」を支配しようとする敵組織《NEMESIS》が動き出す。
狙われるのは澪だけじゃない。
彼女を現実に繋ぎ止める“観測者”である悠真、その存在そのもの。
「大好きだ!」
悠真が叫ぶほど、澪の“演算”は加速する。
照れとツッコミと日常の余熱を抱えたまま、二人は戦う。
幽霊でも、データでも、恋は――現実を変える。
ラブコメ×SF×バトル×ミステリー。
白鳩荘から始まる、“想いが神を越える”共鳴の物語。