あらすじ
「1600年に行き、石田三成を勝たせてこい」
2024年の深夜。ごく普通の女子高生・山口愛里は、暗闇に佇む謎の男の言葉と共に、光に包まれ消失した。
目覚めた場所は、慶長五年――天下分け目の「関ヶ原」決戦直前の山中。
そこで愛里は、孤独な剣士・鬼龍院風雅と、未来を予知する陰陽師・御門紬に出会う。
元の時代に帰るため、愛里は二人と共に戦乱の世を生き抜こうとするが、突如として歴史には存在しないはずの「異物」が空から舞い降りる。
それは、遥か未来3095年から来たという、冷徹な執行官・綾小路蓮。
刀も、陰陽術も通じない。
魔法と科学が融合した圧倒的な力の前に、愛里たちは成す術もなく追い詰められていく。
絶望的な状況の中、愛里の脳裏に蘇るのは、かつて彼女を孤独の淵に追いやった「ある記憶」だった。
「私はもう、誰の運命にも関わりたくないのに……」
三つの時代が交差する戦場で、少女がひた隠しにしてきた《禁忌の力》とは?
時空を超えた歴史改変バトルファンタジー。