あらすじ
【簡単あらすじ】
心を失った無能な魔女が、自分を拾ってくれた「無能好き」の変人魔術師の役に立つために魔術の研究を頑張り、人の心を取り戻していくお話。
【あらすじ】
少女アシェル・レゲンデーアは、イスカンダル帝国の第三皇子に飼われる人殺しの魔女兵器「矛神レゲンデーア」だった。
しかしアシェルは、敵国ニミリエル王国の最強魔術師たる〈零落公ジュダ〉が操る星の引力を操作する魔術──「星魔術」に敗北を喫し、ジュダに捕らわれる。
ジュダは「無類の無能好き」という変人で、人殺しの能しかないアシェルに「不殺の呪い」をかけ、正真正銘の無能となったアシェルを気まぐれに傍に置く。
アシェルはジュダと過ごすうちに人の心を取り戻し、「星魔術」の欠点を抱えるジュダの役に立ちたいと思うようになり、「星魔術」の欠点を補う結界魔術の開発に挑む。だが、「無能を愛し有能を嫌う」ジュダはアシェルの変化を拒絶し、二人はすれ違う。そんな中、ジュダは「星魔術」の欠陥を抱えたまま戦場に立たねばならぬ状況に陥り──。
これは、かつて「有能な道具」として扱われ続け、人の心を忘れてしまった魔術師と魔女が、星屑のような美しい心を取り戻す物語。
星屑降る夜。
無能しか愛せない貴方に。
人殺しの兵器から人へと転じるお前に。
星屑のような君に、心奪われた。