あらすじ

この世界は異常だ。 皆が笑って暮らしている。誰も悲しそうな顔を見せない。 だからこの世界は異常だけど、この世界を異常だと考える僕の方が異常なのかもしれない。 人々は言う。「君は異常だ」、と。 もはや誰が異常で何が正常なのか、なんて僕にはわからなかった。 …違う。本当はわかっていた。自分が正常だと認めて欲しいだけであって、僕が異常だと言うことなんて。 だって、普通の定義は最大多数が賛同することだ。だから、僕以外の全てがこの世界は正常だと言うのならば、この世界が「正常」であることが普通なのだ。つまるところ、僕が異常なのだ。 でも、あの日、君が僕を正常だと言ってくれたから。だから僕はここにいるんだ。 この、悲しみが入り混じる「水色の世界」に…。

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小説を読もう2026/03/03
  • 現在の作品水色の世界で