あらすじ
敵国トルティア王国へ、
「白い結婚」を条件に嫁がされたルミエル国の姫ピアラ。
脚に魚の鱗があるという理由で、
祖国では冷遇されてきた彼女は、
この結婚にも何の期待もしていなかった。
けれど、夫である国王カイはなぜか距離を保ちつつも優しく、
花を贈り、気遣い、視線を向けてくる。
そんなある日、浜辺で再会した巨大な海亀。
それは、幼い頃にピアラを救ってくれた“友達”だった。
すれ違いと不安の果て、命の危機に陥ったとき――
彼女を救ったのは、その海亀であり、そして……
「えっ? あのとき助けた亀は……あなたでしたの?」
白い結婚から始まった政略婚は、
やがて甘く、深く、逃げ場のない溺愛へと変わっていく。
最初から選ばれていた姫と、
正体を隠して寄り添い続けた王の、
じれ甘溺愛ラブストーリー。