あらすじ

侯爵令嬢カタリナは卒業式の日、婚約者ヴィクトルに「お前は僕が公爵令嬢に近づくための道具だった」と嗤われ、婚約を破棄された。しかしカタリナは泣かなかった。——全部、知っていたから。1年前から密偵を使い、ヴィクトルの裏の顔を調べ上げていた。浮気も、利用も、カタリナの家の資産を横流ししていたことも。そしてその証拠を、ある人物に渡していた。5年後。路上で声をかけてきたのは、見る影もなくやつれた男だった。「頼む、カタリナ……もう一度、やり直してくれないか」「あら、どなたでしたっけ?」カタリナは微笑んだ。隣には第二王子——今の夫が立っていた。

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アルファポリス
アルファポリス2026/03/02
  • 現在の作品「お前は道具だった」と笑った婚約者が、5年後に物乞いになって戻ってきた件