あらすじ

吹雪く雪山。  白い景色の中で見えた……薄いシルエット――偶然見つけた一軒家だ。  体が冷え切ってしまった少女は雪の上を這うようにその家へ近づき、手を伸ばす……。しかしノックもできずにその場で力尽きてしまった。当然、家主が彼女の存在に気づくことはないのだが……。  偶然か、それとも虫の知らせでもあったのか、家の扉が開き顔を出したのは、まるでサンタクロースのようにも見えるふくよかな体と白い髭をたくわえた老人だった。  彼は、倒れる少女に手を伸ばす。  ――食卓に招かれ、おじいさんと対面して座る――目の前にはおじいさんが作ってくれた白いスープだ。かき混ぜると、中にはゴロゴロとお肉と野菜が入っていた。  ……美味しそう……と、少女のお腹がぐうと鳴る。  それを聞いて、おじいさんが言ったのだ――「さあ、食べなさい」

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カクヨム
カクヨム2026/03/02
  • 現在の作品命の恩人の「マズ飯」食堂