あらすじ
特殊動物――通称“ネイチャービースト”。
それは自然の理を宿し、人と契約することで力を発揮する存在。
月を映す巨躯の水猫。
炎を抱く獣。
時を喰らう異形。
彼らは兵器でも怪物でもない。
人間の弱さと願いを映す“もう一つの姿”だ。
水城拓人と水猫は、ただの主従ではない。
心が揺れれば力も揺らぐ。
守りたいと願えば、牙は優しさになる。
だが、時を改変する力が目覚めたとき、
彼は自らをアンバーへと変え、
世界から“存在”を閉じ込める。
残されたのは、水色の記憶と、砕けた時間。
ネイチャービーストとは何か。
それは進化か、暴走か――
それとも、人が誰かを守ろうとした証か。
自然と人間の境界を描く、
青春ネイチャーファンタジー。