あらすじ
少女カナタは、八歳のとき研究区で起きた爆発事故により母を失う。
生き残った彼女は記憶と感情の一部を失い、かつて優等生だった特殊能力も“レベル0”へと落ちていた。
幼なじみのユウナギに支えられながら、空っぽのまま日常を過ごすカナタ。
しかし十二歳の検査日、特殊部隊の紋章を持つ謎の少年タシトと遭遇し、圧倒的な力の存在を目の当たりにする。
さらに、研究施設で起きた襲撃事件に巻き込まれたカナタは、
自らの過去と能力、そして運命が静かに動き出していることを知る。
――これは、心を失った少女が“何者か”へと近づいていく、始まりの物語。