あらすじ

――あとは、よしなに。 冬の小墾田宮、女帝が遺した最期の言葉。それは、偽りの平穏を終わらせる、残酷な「選別」の始まりだった。 慈悲の光を宿す山背王か。 冷徹な氷を纏う田村王か。 「あの方を、帝に」 それぞれの思惑が交わる時代。 師として慕う宝女王を、田村王に奪われた若き蘇我入鹿。 その胸に芽生えたのは、愛か、それとも国を焼く殺意か。 飛鳥の霧が晴れるとき、 玉座に座しているのはいったい誰か。 正史――日本書紀が葬った「空白」の行間に、東アジアを揺るがす愛と野心の火が灯る。 のちに二度、帝の座に就く「宝女王」の人生を追った、飛鳥・本格歴史ドラマ。

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カクヨム
カクヨム2026/03/02
  • 現在の作品飛鳥幻譚――序章。舒明天皇誕生の裏側