あらすじ
Bランク冒険者パーティ「白銀の槍」の支援術士ソウマは、ある日突然追放された。
「お前の支援は弱すぎる。足手まといだ」
二年間、仲間のために回復し、料理を作り、陰で支え続けてきた。それでも要らないと言われたなら、仕方ない。
行く当てもなく辿り着いたのは、誰も踏破したことのないダンジョン五十層。
そこで気づく。自分のユニークスキル『万物調和』は、上層では弱かった。だが深層の濃密な魔力の中では──魔物を究極の食材へと変える、規格外の力だった。
「……ここで、料理屋をやるか」
深層の魔物を調理した料理は、食べた者のステータスを永続的に爆上げする。
噂は広まり、やがてS級冒険者までもが五十層を目指し始める。
一方、ソウマを追放した「白銀の槍」は、彼なしでは三十層のボスすら倒せなくなっていた。
これは、追放された支援術士が最深部で最強の食堂を築き上げる物語。