あらすじ
人類が地球を去り二千年。この星の主役は知性を持った「十二支」になっていた。コールドスリープから目覚めた俺は、この平穏な世界でふと思い出す。豆を挽く音と、あの芳醇な香りを。
「誰かのために、一杯のコーヒーを淹れたい」
これは13番目の干支になった俺たちが新たな居場所で紡ぐ物語。
第1話:目覚めとねこ、あるいは「落ち着いて聞いてください」
第2話:オムレツの熱、あるいは塩味
第3話:デミグラスハンバーグ、あるいは彼女の名前
第4話:集う職人たち、あるいは曖昧な理想
第5話:焙煎の記憶、あるいは日曜日の朝
第6話:待つことの意味、あるいは足元の鼓動
第7話:銀色の記憶、あるいは新しいメニュー