あらすじ
ある日の早朝。赤いダッフルコートを着込んだ高校一年生の水瀬詩穂(みなせしほ)は家を出ると、星空神社(ほしぞらじんじゃ)の入り口前に佇んだ。
いつになく真剣な面持ちで鳥居の向こう側を睨みつけると一歩、前進。だが、そこに張られている、目に見えない、強力な結界に阻まれてしまう。
星空神社の最高神、東宮出雲(とうぐういずも)氏と出会った詩穂は、自身が闇の魔力を生まれ持つ魔人(まじん)であることを見抜かれてしまう。
厳密に言うと、強力な闇の魔力と微弱な神力(しんりょく)を生まれ持った、魔人と人間のハーフなのだが。
そして星空町に拠点をおく、ハンター協会最強の悪魔狩人(デビルハンター)、本郷忠輔(ほんごうただすけ)氏に目を付けられ、詩穂は命の危機に陥ることに。
本郷氏から手渡された、プラチナの短剣を引き抜くことが出来ず、諦めかけたそのとき、駆けつけた柿沼に勇気づけられ、一時的に神力が上がった詩穂は、本郷氏の面前で鞘から短剣を引き抜き、証明することに成功する。
クラスメイトの柿沼柊平(かきぬましゅうへい)が微弱な神力を調整し、闇の魔力よりも上回ったことで詩穂は、強力な結界に護られた、星空神社の中へ入ることが出来るようになる。
柿沼のおかげで誤解が解け、本郷氏と和解。その後、東宮氏にとあるものを渡すため、詩穂は星空神社へと向かう。
その道中で遭遇した東宮氏に来るな!と拒絶され、ショックを受けた詩穂の心が黒く染まって行く。これには、東宮氏と対峙する、狡猾な悪魔が関わっていた。
東宮氏の、懸命な呼びかけによって、闇に吞まれかけた詩穂は、正気を取り戻し、駆けつけた柿沼によって守られることに。
そして、東宮氏対悪魔との戦いが終わり、手作りの『本命のチョコレート』を手渡した詩穂は、それを受け取った柿沼と両想いになるのだった。