あらすじ
佐倉つむぎは、おっとりマイペースな中学生。 彼女の大好きな親友・結は、いつも少し不機嫌で、日常に退屈しているクールな女の子。
「結ちゃんには、いつもご機嫌でいてほしい」 そう願うつむぎの隣では、なぜかいつも不思議なことが起こる。
残暑の厳しい日差しの中、結の食べているアイスはいつまでも冷凍庫から出したての冷たさを保ち、スマホのバッテリーは動画を見続けても100%から一切減らない。
さらに、結の機嫌を損ねるような「ちょっとしたピンチ」や「理不尽なトラブル」が訪れても、なぜか世界が気を利かせたかのように、勝手に向こうから避けていってしまうのだ。
「結ちゃんは日頃の行いがいいから、世界中が味方なんだよ!」
つむぎ本人は『ちょっと運がいいだけ』と笑っているが――実は彼女が強く願うたび、世界が結のために過保護なまでの忖度をして、都合よく書き換わっていたのだ!
難しい理屈なんて分からない。 けれど、大好きな親友の「ぽかぽかした日常」を守るためなら、世界は今日も全力で気を利かせます!