あらすじ
運命を変えろ!
残り十二回の過去への跳躍で妹と未来を救い、終末世界に抗う物語。
ポストアポカリプス×サバイバルホラー。
世界が終わった夜、ルールは一つだけだった。
『音を立てたら、怪物に喰われる』。
人類の四分の一が死に、残された者は、そのルールだけを頼りに震えながら夜を生き延びている。
唯一の救いがあるとすれば、生き残った一部の人類は力を宿した――
【異能―フリークス―】
主人公の舜も、その一人だ。彼の異能《フリークス》は「過去へのジャンプ」。
ただし、跳ぶたびに過去に滞在できる時間は削られていく。
怪物に噛まれて苦しむ「妹」。
終末世界で虐殺を楽しむ「死の王」
延命のために『未来』であがくか、元凶を断つために『過去』に賭けるか。
舜が選んだのは、残り十二回すべてを「終わりの始まり」に賭ける道だった。
——妹一人と、世界全部を、同じ天秤に乗せる賭けだ。
過去の鍵は、ニュース映像に映っていた「2026年3月1日の東京」。
怪物発生の中心にいたのに、ただ一人だけ襲われなかった「青髪の少女」。
そして、「終わりの始まり」あの日へ繰り返し跳ぶ。
未来では襲い来る怪物。出してはいけない『音』。
――人災「死の王」。
それらをかいくぐり、妹の治療のために、博士と一緒に崩壊した日本の東京を目指す。
減っていくジャンプの回数。迫る妹の変異。青髪の少女の正体と、死の王の狙い。
残り十二回のジャンプで、舜は世界と妹を救えるのか。
それとも、不可逆な終末世界が確定してしまっているのか。
【カクヨム10テーマコンテスト】作品