あらすじ
「素人質問で恐縮ですが、資質としての数値に性別が左右されるか否かについて、今まで疑問視された事はなかったと言うことでしょうか?」
魔法陣の中心にいたのは、白衣を着た42歳のくたびれた独身男だった。
地質学教授にして「事故調の野良犬」の異名を持つ火野清貴。彼は、定期的に毒を吐き出す湖を「放置された重大インシデント」と断定する。
「祈り」を魔法の「固定化」と再定義し、ニオス湖の知識とドラゴンの腸(サイフォン)で、千年の絶望を解体し始める清貴。
そんな彼を、美貌の王子ナサニエルは「僕の小鳥」と呼び、筋肉質な神官アレスは女装してまで献身的に支える。
魔法の奇跡を「工学」で塗り替える、おっさん聖女の異世界災害対策レポート、開幕。
※タグのBLに関して、登場人物の一部に要素が含まれておりますがストーリーのメインは災害対策になります。