あらすじ
早くお迎えが来るといいねぇ。
幼い頃、両親の迎えを祖母宅で待っているとき、くみちゃんは決まってそう言っていた。宵に染まる縁側で、ほぅっと白い息をにじませ。あまりにも、夜空の向こうを熱心に、探すように見ているものだから、さっきの言葉は、お迎えを待っている僕に言ったのではなく、くみちゃんは、くみちゃんに言っているのだと思った。
(冒頭より抜粋)
妄想コンテスト「雪月花」参加作品。
*表紙はジミニィーさんが作成し、表紙メーカーで編集いたしました。
*話の無断転載、複写を禁止致します。
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