あらすじ
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、思想、事件等には一切関係ありません。※
帝国歴一〇五年。大光和帝国では厳しい表現・発言規制が敷かれていた。本や新聞などに検閲が掛かることはもちろん、街中には帝国警察部直属特務公安軍、通称特公の監視の目が光り、国民たちは日々を怯えて暮らしていた。
そんな中、奪われた自由を取り戻すべく、一つの秘密組織が動き出す。彼らの名は――。
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各話あらすじ
第一幕
地味で冴えない文学少年――平岡君武は、行きつけの古書店で謎のケセランパサランと出会う。
第二幕
志賀直也に連れられ、紫鳴館を訪れる君武。そこには一癖も二癖もある文豪倶楽部員達が待ち受けていた。
第三幕
三島由季夫と改名し、倶楽部への入会を果たして一週間。稽古三昧の日々を送る彼の元に、とある知らせが舞い込む。
第四幕
愛とは何か。何処から来るものか。物語を開けば、溢れるほどにそれは在る。
第五幕
談話室で目を覚ました萩原は、不思議な世界に迷い込む。
第六幕
小林は遂に内通者の正体へと行き着く。そうして世界は一つの終着点へと加速する。
第七幕
特公に捕らわれた小林の救出へ動く由季夫達。潜入は不審なほど容易に成功するが……。
第八幕
残る者と去る者。それぞれの胸に、それぞれの思い。彼らは選択する。己の行く末について。
第九幕
慰安旅行で鎌倉を訪れる由季夫達は、宿泊先の別荘で一人の少女と出会う。
第十幕
堀口は悩んでいた。倶楽部残留を決めたものの、その心は揺らぎ続けていた。そんな彼の元に、ある日、父からの手紙が届く。
第十一幕
中原はいつも黒い服を身に纏っている。それは親しき友であったある男への後悔と懺悔の証である。
第十二幕
いよいよ敵の核心へと踏み込むこととなる倶楽部員達は、束の間の休暇を与えられ、心残りの払拭を命じられる。覚悟を問われる彼らは何を思い、何処に向かい、誰と語り合うのか。
第十三幕
奈御山訓練場へ突入する倶楽部の面々。待ち受けるは、かつての因縁。戦いは、終わりの時を迎える。