あらすじ
ある日、朝倉裕翔は「現実のステータスを上げられるゲーム《REALITÉ(リアリテ)》」を見つける。
筋力、知力、集中力――表示される数値はすべて現実の自分自身の能力だった。
努力すれば数値は上がり、現実の結果も変わっていく。
ただし、このゲームは選ばれた者にしか見えず、そして――一人にしか紹介できない。
半信半疑のまま成長を続ける裕翔だったが、孤高で周囲と距離を置く少女・一ノ瀬さつきと関わる中で、リアリテの本当の仕組みに気づき始める。
能力は、ひとりで高めるものではなかった。
人との関係が、現実そのものを変えていく。
これは、現実を数値化するゲームと、まだ名前のつかない関係の物語。