あらすじ
どこかの異世界。霊石灯が灯る央都。
路面電車が霊脈を走り、妖が町に棲まう、あの時代に似た、街。
椿燈真はある朝、見知らぬ路地で目を覚ました。
記憶は霧の中。残っているのは「出版社の編集者だった」という実感だけ。
霊力はゼロ。妖は見えども、感じもしない。
それでも彼は、人間の嘘を嗅ぎ取る。
矛盾を並べ、問いを立て、言葉一つで「歪み」をほどいていく。
怪異の依頼を請け負う組織・華をとめ商會。
そこに集うのは、元軍人の女、千年生きる狐、わけありの面々。
そして、正体も年齢も不明な銀髪の───冴夜。
妖か人か、問わない。
事件の裏に潜む「本当のもの」を、燈真は今日も掘り起こしに行く。
央都大正、怪異の華を言の葉で散らせ!
異世界大正バディ探偵譚、ここに開幕!
更新予定:毎週日曜20時ころ