あらすじ

目が覚めた瞬間、俺は確信した。 「……やったな俺、ついに脳がバグったな」と。 だって、目の前にいるのは美涼先輩だ。あの“氷の微笑”と名高い、誰にも懐かず、昼休みに屋上で文庫本ばっか読んでた、俺の中で完全に二次元扱いだった先輩。 その人が今、俺のくっそ狭いアパートの台所で、玉子焼き焼いてるんだぞ? しかもだ。 上は男モノの白いシャツ一枚(それも、ボタン半分開け)、下は……パンツ。 いや、厳密には下着。女子の。グレーと白のボーダー。 冷蔵庫の前で背伸びした拍子に、シャツの裾がふわっとなって、俺、理性、限界。 「ちょっ……! 美涼先輩!? な、なんで俺んちに!? てか、その格好どうしたんですか!? 俺、何もしてませんよね!? してないっていうか、できる器じゃないし、俺!」 「……あ、起きた。おはよう、葛城くん。ご飯できるから顔洗ってきなよ。味噌汁、わかめと豆腐で合ってたっけ?」 「味噌汁の前に説明求む!」 もう頭の中が交通事故だ。いや、むしろ大地震か。まじで思考が瓦礫の下敷き。 昨日の夜、何をしてた? 飲んだ? 飲んでない。そもそも未成年だし。 熱がある? ない。……夢か? 夢にしてはリアルすぎる。目の前で美涼先輩が卵を巻くたびに、ぷるぷる揺れてるアレが完全に現実的質量を伴っていた。 「先輩、あの……いや、ほんと、お願いだからまず着替えてください。俺の理性が耐久レースに入ってるんで……」 ドタバタ恋愛ファンタジー✖️コメディ✖️バトル物小説、ここに開幕ッ!

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小説を読もう2026/03/01
  • 現在の作品あの日は、晴れのち曇りの天気予報だった