あらすじ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この短編で書きたかったのは、「地味=弱い」ではなく、「地味=余計に傷つけない強さ」だということです。
回復や疲労軽減、恐怖耐性みたいな支援は、派手に光らないぶん“効いている最中ほど目立たない”。だからこそ誤解されやすい。でも、なくなった瞬間に一番わかる。追放直後に体が重くなる描写は、そのための小さな伏線でした。
そして、経験値1万倍のチートがあっても、リクが選んだ勝ち方は「静かに終わらせる」でした。
魔王を倒すより、戦争の気配を引かせる。相手を壊すより、場を整える。支援職らしい決着ができたら気持ちいいな、と思ってデコピンまで持っていきました(加減はまだ下手)。
派手な伝説より、誰かが明日も眠れる平和。
そのために、地味な一手を積む人が報われますように。