あらすじ

下っ端詐欺師の古明地善太郎は、運悪く(?)探偵事務所をターゲットにしてしまう。 もちろん名探偵の娘、水無月冬樹に正体を看破され、開幕から終幕の危機! しかし善太郎は逮捕を避けるため「探偵の助手」を自称し、勢い任せの流れ任せで事件を解決する。してしまう。 それを見た冬樹は、実は自分の推理力に自信がなく、彼を助手にすることで、名探偵の看板を背負えるのではないかと思った。 だから、善太郎は冬樹の助手にされた。 名実共に。 むろん善太郎に探偵の助手になる気などさらさらなく、逃げ出す機会をうかがっていただけなのに、そんな待遇にされるなどまっぴら御免である。 彼は全力で逃げようとするが、一筋の希望の光を掴もうと、冬樹がめちゃくちゃしつこく付いてくる。 しまいには「善太郎さんが詐欺師だってバラしますよ」とか探偵に許されざる脅迫までしてくるし、いったいどうしろっていうんだ!? 善太郎の幼馴染にして元カノな婦警、小野里恵梨華も二人の関係を怪しんでいるようで──? どこにでも居る(居ない)下っ端詐欺師として暮らしていきたいだけなのに(犯罪)、どうして俺がこんな不運に襲われなくちゃいけないんだよ(自業自得)。 因果応報な悲鳴を上げながら、今日も今日とて、善太郎は助手として奔走する。 これもすべて彼の日頃の行いが悪いからだろう。 お天道様に胸を張って歩けない仕事はするものじゃない。

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カクヨム
カクヨム2026/03/01
  • 現在の作品下っ端詐欺師、ぽんこつ探偵に脅迫され助手になる。