あらすじ
聖女候補のクロエは、聖騎士の婚約者を義理の姉に奪われ、役立たずとして魔物の巣窟である古代遺跡へと追放される。彼女のスキル【調育料理】は、戦闘には一切使えない育児補助スキルだと思われていたからだ。
しかし、クロエが作る料理には、魔力の循環を最適化し、潜在能力を爆発的に引き出す効果があった。
遺跡で出会ったガリガリに痩せた子犬、実は伝説のフェンリルに栄養満点の離乳食を与えたところ、一晩で城塞級の巨大神獣へと成長。その後も、クロエのごはんを求めて、古代龍や精霊王が赤ちゃんの姿で次々と集まってくる。
「次は私に食べさせて!」と甘える最強のモフモフ軍団に囲まれ、クロエは辺境で幸せなスローライフを送り始める。
一方、クロエを失った聖王国では、義姉の不適切な祈りで魔獣たちが暴走。王国軍が総出で挑んでも勝てなかった凶悪な魔獣を、散歩中のクロエのペットたちが、じゃれつく感覚で返り討ちにしていく。