あらすじ

売れっ子ドレスデザイナーの爵令嬢リネットは、突然「来週、自分の結婚式を行う」と告げられる。 相手は伯爵家の若き当主。婚約してから三年間、ほとんど交流のなかった相手との結婚に戸惑うリネットだったが、時間は待ってくれず、そのまま挙式当日を迎えてしまう。 しかも夫には愛人がいるらしい。 ──けれど、それよりも今のリネットにとって大事なのは仕事だ。 結婚式を終えると、夫の邸宅に一泊もせず、そのまま仕事場へ直行。この日も打ち合わせが入っているのだ。 仕事を終えた後、店のオーナーであるヘイデンに結婚を報告すると、なぜか彼はひどくショックを受けていて……。 やがて繁忙期が過ぎ、さすがに一度は夫と話すべきだと邸宅を訪れたリネット。そこで目にしたのは、真夏にもかかわらず冬用のお仕着せを着せられている使用人たちの姿だった。 このままでは倒れてしまうと判断したリネットは、領地で余っていた夏用のお仕着せを提供する。 その行動により、邸宅の使用人たちの心を掴むことになる。 しかし、夫にリネットの仕事が知られてしまう。 しかも彼は、愛人にドレスを無料で提供しろと店に押しかけてきて──。 果たしてリネットは、この理不尽にどう立ち向かうのか? 『地獄耳のジャスティーナ』に出てくる、ドレス仕立屋の女店主の少し昔の短い話。 ※作者の創った、オリジナル異世界のお話ですので、現実世界の歴史や常識などとは違う場合があります。ご了承ください※

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小説を読もう2026/03/01
  • 現在の作品旦那様、愛人様のことはご自分で養ってくださいませね?