あらすじ

僕には、誰が何を見ているのかが手に取るように分かる。 それが僕の、少しだけ厄介な特技だ。 「クラスの隅にいるザリガニのような僕」と 「きっと誰にも本音を見せない貝のような彼女」。 接点なんて、ないはずだった。 ――書店で、一度だけ視線を合わせるまでは。 目が合って、 彼女は恥ずかしそうに目を逸らした。 それだけなのに、 どうしてこんなに胸が熱いんだろう。 ザリガニは、貝に恋をする。 動けない僕と、閉じた彼女。 これは、ゆっくりと殻が開いていく、静かで、少しだけ騒がしい恋の物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/03/01
  • 現在の作品ザリガニは貝に恋をする