あらすじ
「お前との婚約は破棄する。俺は“真実の愛”を選ぶ」
王立舞踏会の中央でそう宣言したのは、王太子。 隣には涙ぐむ義妹。背後には満足げに微笑む継母。
公爵令嬢アウレリアは、家を奪われ、名誉を奪われ、居場所を奪われた。
――ですが。
「では、契約に基づき、責任を清算いたしましょう」
泣き崩れることも、取り乱すこともない。 彼女が差し出したのは“感情”ではなく、完璧な契約書。
婚約破棄には代償がある。 署名には意味がある。 信用には重みがある。
それを軽んじた者たちが支払うのは―― 想像を超える“王国基準”の清算。
義妹は称号を失い、 継母は社交界から排除され、 元婚約者は王太子の座すら危うくなる。
そして彼女は―― 「奪われた」のではない。 “選ぶ側”へと立場を変える。
これは、感情で騒がず、 制度で叩き潰す令嬢の物語。
徹底的に。 容赦なく。 そして、二度と同じ愚行が起きぬように。
最強の強ザマァ、ここに開幕。